2026.3.24

お仕事

『心に響く声と話し方実践講座』開講しました!

”お腹からの声”、出せていますか?

先日、都内のIT企業(rakumo株式会社 様)で、「心に響く声と話し方実践講座」講師を務めました。営業担当の社員の方々9人が参加。発声練習や滑舌練習、アナウンス原稿読みなどの実践も交えて、2時間たっぷり受講していただきました。

始めにお話ししたのは、私の新人アナウンサー時代の大失敗。入社1年目の真冬、青森県階上町の極寒の海から、旬の極上ウニの美味しさを発信する全国生中継リポートを担当した時のこと。本番で、あまりの寒さに、暗記したはずのコメントが飛び、頭の中が真っ白に…。そのあと、何とかコメントを思い出したものの、終了時間が迫ってきて焦ってしまい、全く気持ちのこもっていないリポートになってしまいました。

思えば当時の私は、暗記した原稿をただ頭の中で「読んで」いただけだったのです。だから、寒さや時間などに気をとられた瞬間に、暗記したはずのコメントが頭から飛んでしまい、収拾がつかない状態に。その失敗から学んだのは、本質を見つめることの大切でした。「何を」「誰に」伝えたいのか?「読む」のではなく、相手を意識して、気持ちをこめて「伝える」ことが、人に情報を伝える仕事の本質なのだと痛感したのです。

講座では営業職の皆さんにも、やはり「読む」のではなく「伝えて」ほしいということをお話ししました。会議のプレゼンなどで「失敗が怖いから…」と原稿にとらわれて、思わず「読んで」しまう場面もあると思いますが、相手を意識して(前を向いて)、話しかけるように「伝えて」ください、と。

「伝える」ために必要なのは、気持ちとテクニック。このコツをつかんで訓練すれば、誰でも話し方は変えられるのです!

最初は「伝える」ことに臆病な新人アナウンサーだった私が、局アナの頃から今も続けている「声を磨く練習パッケージ」があります。この練習の肝は「お腹からの声」。腹式呼吸を常に意識して、練習を行います。この練習法をこれまで28年続けて、私の声と話し方は確実に変わりました!

講座では受講生の皆さんにもその練習を体験してもらいました。短時間取り組んでいただいただけでも、伝え方に変化が現れた方もいらして、私も感動!

「話し方」というのは、子供の頃に学校などの授業で習ったことがない人がほとんどだと思います。それなのに、大人になると会議でのプレゼンや商談、講演、1on1面談など、気持ちや情報を話して伝える場面が急に増えて、「話し方」に不安を抱く大人は少なくありません。だからこそ、「声の出し方」「話し方」を改めて見つめなおす機会はとても大事です。

声が変われば、自信が出る!話し方が変われば、人生が変わるのです!アナウンサー直伝!「声と話し方実践講座」、皆さんの職場や学校でも開催してみませんか!